2024年年明けは、能登半島地震で天災に見舞われたスタートでしたが、また最近地震が増えていますね。
9月は防災意識が高まる時期。
改めてミニマルな暮らしと安全について、振り返りたいと思います。
防災グッズや備蓄品を揃えることはもちろん大切。
ですが、増やすのではなく減らすことで、防災対策にもなるのです。
ミニマルな暮らしが防災に繋がる
私自身は、大きな災害で直接的な被害にあったことはありません。
ただ物を減らし始めて、ミニマムな物量で暮らすことが、そのまま防災対策に繋がるのではないかと
感じるようになりました。
物も収納グッズも減らしておく
地震の国 日本において大切なのが、落下物を減らすこと。
落下によるリスクは、
- 頭や体に落ちてきて怪我をする
- 壊れたものを踏んで怪我をする
- 後々の片付けが大変 etc..
災害時に怪我をしていては、自力で避難することも困難ですし、救急搬送も対応してもらえるか
分かりません。
身の安全を確保するためにも、物も収納グッズも減らしておくことが、まず大事。
キレイに収納されていても、収納ごと落ちてくる可能性もあります。
収納グッズにたくさん詰めていれば重さもあるでしょうし、危険であることに変わりはありません。
収納は基本引き戸
我が家の収納は、基本的に全て引き戸です。
引き出せば、上から物が全て見える収納にしています。
なぜなら、観音開きの収納より、物が飛び出しにくいから。
地震で中身がなだれ落ちてくるのを防ぐことができます。
扉が開いてしまわないよう、飛び出し防止グッズ等をつける必要もありませんので、
開け閉めにもストレスがありません。
使いやすさの面でも優れていて、重たいものを入れていてもスーッと引き出せますし、
閉める時もスーッと静かに閉まるようになっています。
また、しゃがんで中を覗かなくても、何が入っているか一目瞭然。
物を取り出すのも簡単です。
ただ、賃貸や備え付けで収納棚を変更できないも多いですよね。。
家の購入を検討している、ご自身で収納が選べる状況にある方には、
使い勝手の面でも防災観点からも、引き戸はおすすめです。
目線より上に物を置かない
観音開きの収納も数か所ありますが、目線より上の収納には、落ちて危険なものは入れていません。
全く何もないか、布などの軽い物だけです。
これも、落下による怪我防止の対策ですね。
それに、目線より高い所の物って、単純に取り出しづらいですよね。
手を伸ばしてやっと届く高さの物は、防災抜きにしても落としそうですし、
踏み台を使わないと取り出せないなら、単純に面倒です(笑)
重たいものは腰より下に
調理器具・食器など、重さのあるものは、腰より低い引き戸に収納しています。
引き戸が全て飛び出してしまっても、上から落下してくる危険は防げます。
クローゼットや納戸も、重さのあるものは上には置いていません。
見せる収納はしない
基本的に見せる収納はしていません。
見せる収納は軽めの掃除道具くらいで、重さのあるものは全て引き戸などにしまっています。
お気に入りの食器などが飾ってあるのも、確かに素敵だとは思うのですが、
地震で落ちてくる想像をすると、危険なだけでなく、壊れてしまったら切ない気がして。
気にしすぎでしょうか??
防災以外でも、埃がかぶるのも気になりますね。
特にキッチン周りは、思った以上に油が遠くまで飛び散っているので、
ホコリ+油でベトベトしやすい気がします。
まめにお手入れできる人にはいいのでしょうが、根が面倒くさがりの私には、
どうも見せる収納は向かないようです💦
最低限の防災グッズは必要
物が増えても防災グッズは揃えています。
必要なものまで減らす必要はありません。
ですが、3人家族に必要なものを必要な分だけ。
コンパクトに最低限にとどめています
必要なものがまとまった防災リュック👇
何を揃えればいいか分からないので、セットになっていると便利ですね
非常食セット👇
3人家族ですが、4人家族用にして、少しだけ予備として
同じものばかりは、災害時でも飽きると聞いたことがあるので、パンも入ったものを
5年保存水👇
必要なケース分置いておきましょう
少ない気もしますが、家にはお米も味噌もカセットコンロもあるので、生きていく分には何とかなると思ってます。
おわりに
自分の身を守り、避難経路を確保する。
自分が持っている持ち物で、自分の身の安全が脅かされることのないように、
日頃から不要なものを減らしておく。
ミニマリズムの考え方・暮らし方そのものが、いざというときの防災対策にも繋がる
改めて、ご自宅の防災対策を見直してみましょう!
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