
料理は割と好きな方です。
というか、好きになってきました。
ミニマルな暮らしにシフトして、時間にも気持ちにも余裕ができ、料理に時間をかけられるようになったからかもしれません。
以前はきっと料理が負担だったのではなく、時間がなかっただけだったかもしれません。
台所で聞こえてくる音
お料理は家事の中では一番好きですが、家族の食事を”作らなければ”と思うと、億劫になることもあります。
- トントン
- プクプク
- ジュウジュウ
- シューシュー
毎日の繰り返しで、時に雑になりがちな台所仕事。
でも、聞こえてくる音に耳を澄ますと、ちょっと楽しく感じられるんですよ。
耳触りの良い音を奏でる台所道具
せっかく音を楽しむなら、耳触りの良い音がいい。
心地よい音を奏でてくれる、我が家の台所道具をご紹介します。
トントン:まな板
一番わかりやすい音。そう、食材を切る音です。
このトントントンが聞けるのは、やはり木のまな板。
我が家では、「青森ひば まな板 M巾広」を使っています👇
リズミカルな音を聞いていると、手際が良くなる気がしますし、心なしか料理が美味しくできるような気持ちになれます。
木の種類については、特にこだわりはなく、
- 一枚板であること
- 使いやすい大きさであること
- 長く使えること
を重視して、他の素材のまな板と比較しながら選びました。
魚や肉などを切るときは、最初に軽く水で濡らしてから使うと、においがつきにくくなります。
お手入れは普通に中性洗剤で洗い流して、まな板立てに置いて乾燥させるだけ。
木の目に沿って水が落ちるように、縦に立てかけて置いています。
木は生きているので、反りが出てきてガタつくことがあります。
また、包丁の筋が消えなかったり、黒くカビのような汚れがつくこともあります。

そんな時は、専門の業者さんにまな板を削ってもらっています。
「杉本木工々房」さんの削り直しサービス☟
まるで新品のように美しい木肌になって戻ってきますよ!
嬉しくて、料理のやる気までアップします。
そうやってお手入れしながら、使い続けること10年以上。
我が家の台所には欠かせない、大事なまな板に育っています。
プクプク:ポットとお鍋
沸騰したら電子音で教えてくれる家電も便利ですが、プクプクと言う音で沸き上がりを知るのも、
どことなく懐かしい感じがして、癒されるのは私だけでしょうか?
ドリップポット
私がコーヒーをよく飲むので、ほぼ毎朝お湯を沸かします。
コーヒードリップに使っているポットが、こちら👇
「月兎印 1.2L スリムポット」
ガスコンロの小さい口にちょうど乗るサイズ。
このまま出しておいても絵になる、シンプルで美しいフォルムです。
ドリップするには、もう少し口が細い方がいいのかもしれないけど、やかん代わりにも使うため、
ある程度お湯の出もよく、ちょうど良い口のサイズです。
1.2Lという容量も、多すぎず少なすぎずGOOD。
多すぎると、持ち上げるにも腕力が必要ですが、こちらは片手でドリップもできる容量です。

ギリギリまでお湯を入れると、沸騰した時に吹きこぼれるので要注意。
満水より少し少なめでプクプクと数分。
しっかりカルキを飛ばしてから、ドリップしています。
雪平鍋
我が家にはやかんがないので、一度にたくさんお湯を沸かす時は、お鍋も使っています。
「工房アイザワ ブラックピーマン 雪平鍋 18cm(艶消し)」
普段はお味噌汁に使っていますが、ステンレス製で熱伝導もよく、あっという間にお湯が沸きます。
注ぎ口がついているので、ポットにもお湯を注ぎやすい。
それに艶消しの風合いが、何とも素敵なんですよね。
コロンと丸い形もどことなく優しくて、デザイン的にもお気に入り。
今の寒い時期だと、お湯をたっぷり沸かしてポットに入れておき、日中温かいものを飲んだり、
湯たんぽに入れたりしています☟
ジュウジュウ:フライパン
ハンバーグや餃子など、いい感じに焼けているかが分かる音。
熱し過ぎたとか熱し足りないとかは、見た感じより、音を聞く方が分かりやすい気がします。
手っ取り早く炒め物にすることも多いので、”ジャッジャッ”とお野菜に火が通る音も聞こえてきます。
我が家で愛用しているフライパンについては、以下でご紹介しています☟
シューシュー:圧力鍋
この音は、我が家特有の音かもしれません。
圧力鍋でお米を炊く時に、圧がかかって鳴る音です。
もうすぐご飯炊けるよ!って勢いよく知らせてくれる感じが、好きですね。
ツヤツヤのご飯を想像して、幸せな気持ちになります。
圧力鍋については、以下の記事を是非ご覧ください☟
毎日の料理を楽しむ工夫
料理中の音に、今より少しだけ耳を澄ませみれば、他にも色々な音が聞こえてきて、
いつもと違った角度から料理に向き合えると思います。
料理がお好きな方もそうでない方も、どうせなら気分よく楽しみたい台所仕事。
耳触りの良い音を奏でてくれる調理道具が一つでもあれば、気持ちも上向くこと間違いありません。
台所仕事が「ただの家事」ではなく、心地よい気分になれる「楽しい時間」になりますように ♪

おまけ:サッサッ
サッサッと懐かしい音を聞かせてくれるお掃除道具は、こちらです☟
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