一日の中で、私が最も長く過ごす場所がキッチンです。
キッチン周りの道具もだいぶ整理して、スッキリ快適に使えるようになってきました。
ただ、整理する過程で、いらないと思い捨てる直前までいきながら、復活したものもありました。
断捨離の過程で気づいたこと、我が家の台所用品についてのお話です。
キッチンツールの選び方
どんな道具を持つか、何を持つかの選別ポイントは、以下4点。
- 1ツール一つだけ → 種類が多くても、一つだけなら全体数は減らせる
- 必要なものは持つ → 減らしすぎて、非効率にならないように
- 使いやすさにこだわる → 快適に使えることでストレスフリーに
- マルチパーパスにこだわり過ぎない → 専用なりの良さを活かして使う
切る・つぶす・おろす道具
切る道具
我が家の包丁は4本。
1ツール1本が基本ですが、用途別に必要なものは、それぞれを1ツールと捉えています。
左から、
- ペティナイフ
- 万能包丁
- 出刃包丁
- パン切り包丁
包丁は何よりよく切れる、ことが重要。
切れ味鋭いと危険な印象もありますが、切れない包丁で無理に力を入れる方が、よほど危険。
いずれも切れ味抜群の包丁です。
ペティナイフ
薬味や果物をちょっと切る時に。
「サンクラフト ぺティ ナイフ」
小さいながらも鋭い切れ味。
プチトマトなどの小さくて滑りやすい食材にも、スッと刃が入ります。
ウインナーの切りこみ、果物のへた取りなど、主に朝食用の小さめの食材には、
小さくて小回りが利くナイフは、一本あるとやはり便利ですね。
こちらは義母の遺品。
いいものを遺してもらいました。
万能包丁
野菜やお肉など、食材全般に使える万能包丁は、必須の1本。
ステンレスだと錆も気にならず、普段使いにいいですね。
刻印が薄くなってしまって、どちらの製品か分かりませんが、これも義母の遺品です。
切れ味もいいし、自分の手にフィットして使いやすいので使い続けています。
ペティナイフと同じブランドの包丁なら、切れ味はお墨付き☟
出刃包丁(片刃)
魚をおろしたり、カボチャなどの硬い食材に。
片刃の包丁は、お魚がおろしやすい。
刺身用の切り身のスライスも、片刃だとグニャッとよれずに美しく仕上がります。
万能包丁では、刃が折れそうな硬い食材も、鋼の包丁なら力いらず。
力で無理に切らないので、手を怪我する心配もありません。
素材が鋼で錆がつきやすいので、使ったらすぐに洗って、乾かす必要があります。
私は洗ったら、濡れたまま刃の部分だけコンロにかけて、乾かしています。
こちらはカタログギフトで選んだ包丁。
思いがけず良い物に出会いました。
パン切り包丁
パンやケーキなどの生地が柔らかい食材に。
「工房タダフサ パン切り包丁」
万能包丁では、最初に刃を入れるのが意外と難しいパン生地。
この包丁なら、すっと入ってくれるので、焼き立てパンやケーキなどの柔らかい生地でも、
形を崩さず切れます。
素敵なデコレーションがぐちゃっとなり、がっかりすることもありません。
包丁4本あるなかで、これだけは自分で購入。
パンだけのために、、と悩みましたが、気持ちいいくらいの刃の入り方に感動!
ちょっと試すには勇気のいる価格なのですが、この切れ味とパンくずの出ない快適さを、
ぜひ味わって頂きたいです!
パン切りや出刃などの専用包丁は、なくても困らないものかもしれません。
ですが、万能包丁1本で済ませるより、安全に気持ちよく料理ができる。
家事の中で最も好きな料理だからこそ、こだわって持っている道具です。
★料理が楽しくなる道具については、こちら☟
おろす道具
中:スライサー
右:おろし金(大)
おろし金(小)
生姜やにんにくなどの薬味おろし用に。
薬味は、基本的にチューブを使わず、食材を擦っています。
香りも味の強さも、チューブとは全然違う!
それを実感してから、パッとおろし金を出して擦るようになりました。
「工房アイザワ ステンレス おろし金」
それほど力を入れなくてもおろせるので、思ったほど面倒でもありません。
刃に絡んだ薬味は、お箸で隙間をなぞったり、調味料やお汁をかけると、スルッと簡単に取れます。
持ち手があるので、お鍋の上で擦ってそのまま入れるのに作業しやすい。
小さすぎないところが、かえって使いやすいですね。
★工房アイザワのキッチン道具は、他にも持っています☟
プロおろし
大根などの、根菜をおろすのに使っているおろし金。
「業務用プロおろし 和田商店」
おろし金がカーブしていて、力を入れやすい。
人参などの硬い根菜も、時間をかけず疲れずにおろせます。
野菜苦手な息子用に、根菜をおろしてお肉に混ぜ込んだりするので、疲れないおろし金は助かりますね。
受け皿もセットで割と大きめ。
大きいからこそ使いやすいのではありますが、収納にかさばるのと、直接ボールに擦り入れることが多く、受け皿は手放しました。
ちなみに、スライサーもセット販売されていましたが、今はセット商品はないようです。
つぶす・剥く道具
マッシャー
蒸かしたジャガイモやゆで卵をつぶす時に。
息子が好きな、マヨネーズで和えるサラダ作りの際に活躍しています。
「無印良品 ステンレス マッシャー」
小さめだけど小さすぎない、ちょうどいい大きさ。
先端部分も複雑すぎず洗いやすい。
ひっかけ収納はしていないので、かえって邪魔になるひっかけ金具は外し、さらにシンプルに。
ピーラー
ピーラーはどちらの製品かも、いつ買ったのかも忘れました(笑)
無農薬でないお野菜の場合は、基本皮は剝いています。
皮に栄養があると言いますが、農薬も皮に残ると聞くので。
気持ちいいくらいまっすぐに、スーッと切れるので皮むきが楽しい!
使いやすいと評判のいい「Ritter ピーラー」
持っていない道具
切る・つぶす・おろす役割で、持っていない道具です。
- ブレンダー
- チョッパー
- すりこぎ
- レモン絞り器
- 特定の食材専用のピーラー(栗とか)
実は以前持っていたものもありますが、全て断捨離しました。
まとめ
- 必要なものまで減らさない
- 持つことで効率的になるなら、持った方がいい
- ブランドよりも、自分が使いやすいものを選ぶ
料理がやりづらかったり、時間がかかったり、減らしたことでストレスが溜まっては本末転倒
ミニマルな暮らしの基本は、心地よく快適に暮らすことにあります。
持つことで家事が快適になるなら、それは「必要なもの」
貰い物だったり、ブランドも気にせず買ったものもありますが、手に馴染むものが一番使いやすい。
暮らしの中で、何がどんなものが必要か、試しながら見つけていく。
その過程も楽しめるといいですね!
★ただ断捨離すればいいのではない。
あえて持っているキッチン道具は、他にもあります☟
コメント
Nice post!